都市農地活用-相続税対策、生産緑地対策、採算性の悪い事業用地対策等々を支援

特定非営利活動法人

都市農地活用研究会

事業用地、遊休宅地、底地・借地の活用

不採算事業用地の見直し

安定収入、相続税対策など解決したい問題・課題に直面したら
採算性が悪い事業用地の活用方法の見直しも一方法
勇気ある決断と新規事業によって新たな出発を!

都市農家の多くはマンション、アパートをはじめ、商業ビル、倉庫、駐車場、スポーツ関連の練習場等々、所有地を活用して様々な不動産賃貸事業を営んでいますが、採算が合わなくなっている事業も少なくありません。

事業用地の活用方法を見直し、効果的に活用すれば問題・課題の早期解決につながり、安定収入の確保をベースにして新たな一歩を踏み出すことも出来ます。

一つの事例として、以前はゴルフ練習場だった跡地の“とりあえず賃貸駐車場”から、勇気ある決断によって「介護付き有料老人ホーム」に転換し、数々の懸案の問題を解決し、安定収入の確保にも結びついたケースを紹介します。

<ゴルフ練習場跡地を賃貸駐車場に活用後さらに見直し有料老人ホームへ転換>

賃貸駐車場

介護付き有料老人ホーム

当案件は当研究会が「採算性の悪い賃貸駐車場(長期の借地)を工夫して、底地権者との問題を解決し、相続・相続税、負債、安定収入などの問題も解決したい」という難解なものでした。

➀「借地権の事業化」により諸問題を解決する。

➁これにより地主・借地権者双方のメリットを生み出し、収益の安定化を実現する。

③この考え方を柱にして「賃貸駐車場」用地を活用し、当時注目されていた「介護付き有料老人ホーム」事業への転換を図る。

④この事業転換を通じ諸課題を解決する。

このような「解決策」を提案。

この解決案に対し、家族や親族の将来を考えた地主・借地権者双方の勇気ある決断を得ることができ、再生コンサルティングを実施。

成果として「賃貸駐車場から介護付き有料老人ホームへの事業転換・用地転換」を実現、要望があったすべての問題を解決することができました。

詳しくは コチラ へ。

次に、税務対策の必要に迫られ役所折衝などを経て事業転換で目的を達成した事例を紹介します。

<ガソリンスタンドなど採算性が悪くなった事業用地を「サ高住」へ事業転換>

ガソリンスタンドがあった敷地

「サ高住」中心に再生

生産緑地を所有し、ガソリンスタンドを経営していた地主の方から「税務対策と相続・相続税対策をしたい。

採算性が悪くなったガソリンスタンドの用地を活用して、高齢でも再出発が可能な事業はないか」との相談を受け、役所との折衝のほか、その当時、国交省が補助金を付け、普及に力を注ぎ始めた「サ高住」への事業転換を提案し、周辺の敷地活用も含め再生コンサルティングを実施しました。離れた場所の生産緑地は温存。詳しくは コチラ へ。

<問題・課題解決のための不採算事業用地の活用は早期からの取組みが大切>

都市農家や地主の方の場合、「採算性の悪い事業用地の効果的な活用方法を検討したい」という相談の多くは、「早期に相続税対策をしたい」「修繕、改築のための資金調達をしたい」「赤字補填や納税のためこれ以上の土地の売却はできない」「高齢で営農が困難になった。所有地を効果的に活用し長期的な安定収入を確保したい」等々、かなり追い込まれてから、ようやく重い腰を上げるというケースが多々です。

農地や宅地を所有者としての余裕から腰が重くなっているとも言えますが、放置しておいて、問題・課題の解決が厳しくならないように、常々様々な視点から不採算事業用地の有効活用を検討していくことが大切です。
    
放置状態の事業跡地や遊休宅地などと同様に、採算性の悪い事業用地の効果的な活用方法についても、遠慮なくご相談ください。